“らしさ”が伝わる100周年のギフトでブランディング。社員がお客さまに渡す時、誇らしく思えるものを。

ダイビル株式会社

Mar 3, 2024

2023年に創立100周年を迎えたダイビル株式会社。東京・大阪・札幌、そしてベトナムやオーストラリアにビルを保有し、管理・運営を行っています。

ダイビル様は「一世紀にわたり、激動の日本経済の幾多の荒波を乗り越え、着実に成長してこられたのは、ひとえに当社を取り巻く皆様の信頼とサポートに支えられた賜物。」であると感謝し、顧客と社員に向けて100周年の記念と感謝の気持ちを伝えるためのギフトを用意することにしました。 

今回ギフティと選んだのは、現存する日本最古のワイナリーで醸造された赤ワインと、STAEDTLERのコンクリートボールペン。

どのような経緯でギフトを用意することになったのか、なぜ赤ワインとコンクリートボールペンを選んだのか、ダイビル株式会社で100周年記念事業の特命担当を務める鈴木量大さん、経営企画部の大西文さん、人事総務部の豊福日向子さん、そして本案件を担当した株式会社ギフティ STUDIO GIFTEEの長田史乃さんに話を聞きました。

周年事業は会社のことを深く知ってもらうためのチャンス

⸺ ダイビル様は2023年、無事に創立100周年を迎えられました。この記念すべき周年をダイビル様はどのようにお祝いしているのですか。

鈴木さん:100周年は多くの方にダイビルのことを知っていただくまたとない機会と考えました。無事100周年を迎えることができた喜びを分かち合うと同時に、企業認知・レピュテーション・エンゲージメントを高めるためのイベントを企画しました。2022年10月からティザーサイトを立ち上げ、創立100周年の周知活動を始め、2023年9月には当社のこれまでの歩みをまとめた「ダイビル100年史」やそのダイジェスト版である「ダイビル記念誌」を当社ウェブサイトで公開しました。また、当社にちなんだ写真・マスコット・絵画等の公募企画や、地域との共生をテーマとした「ダイビルマルシェ」、当社拠点ビルを中心に開催する「クラシックコンサート」などを実施しました。テナント様へのギフト企画もその一環です。

⸺ ギフトを選定するうえで、どのようなことを検討していたのですか?

鈴木さん:貰ってうれしい、貰って使えるものを贈りたいと考え、お祝い事でもあるので、お酒が相応しいのではないかとの結論に至りました。ただ、日本酒にしようかウイスキーにしようかワインにしようかは迷いましたね。赤ワインにしたのは、ダイビルが海外事業にも注力しているからです。赤ワインであれば、海外に住む方のお口にも合うでしょうし、日本産のワインであれば面白がっていただけると思いました。贈られて嫌な気持ちになる方はまずいないだろうと考えたのです。

歴史を感じさせる、サステナブルである……。コンセプトのあるギフトを選びたかった

⸺ なぜ、ギフトを検討する際のパートナーとしてギフティを選ばれたのでしょうか?

鈴木さん:贈り先は全テナント様と社員でしたので相当な数に上ります。ダイビル社内にはソムリエがいるわけでもありませんし、自社での手配は難しいと考え、ワインを扱っている会社様にお声掛けし、ご提案をいただきました。

選定は、社内で試飲会をしながら行いました。経営陣や営業部長、ブランディング担当者などがプレゼンを聞きながらテイスティングをし、票を投じてワインを選んだのです。そして最高得点を獲得したのが、ギフティさんが提案してくださったワインでした。

いずれも味は甲乙つけがたい美味しさだったのですが、ギフティさんが選んだワインが最もコンセプトやストーリーを感じられたことが決め手となりました。

⸺ ギフティが提案したワインは現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」のワインです。どのようなところに特に魅力を感じられたのでしょうか。

鈴木さん:まるき葡萄酒さんは130年以上続く老舗ワイナリーです。長い歴史を紡いできていることから、ダイビルとの親和性が高いと感じました。また、まるき葡萄酒さんの企業姿勢はダイビルの考え方に重なる部分があり、ブランドメッセージを伝えるのにはぴったりだと思いました。

⸺ まるき葡萄酒さんとダイビル様は、どのようなところに共通点があるのでしょうか。

長田さん:一つは、ダイビル様が海外の手法を取り入れながら時代に合わせて進化してきたことです。ダイビル様もまるき葡萄酒さんと同じく、海外で発達した手法などを適宜取り入れ、アレンジしながら発展されてきました。このような姿勢はダイビル様の魅力であり、皆様にもぜひ知っていただきたい点です。

また、まるき葡萄酒さんは人の手をまったく加えないぶどう作りに挑戦するなど、環境への負荷を減らしたワインの醸造に取り組んでいることも提案のポイントでした。サステナビリティへの取り組みはダイビル様にとって最も大切なミッションの一つです。まるき葡萄酒さんのワインなら、これらのストーリーをギフトに落とし込んでお渡しすることが可能だと思いました。

鈴木さん:100年かけて先輩方が築いてきた歴史を次の100年に継承する決意を表せるギフトにしたいと考えると、自然とギフティさんの提案がはまりました。

当社のビルに10年以上ご入居いただいているテナント様の割合は70%以上で、顧客満足度の高さを示しています。これからも引き続き良好な関係を維持していきたいという想いを伝えたかったんです。

ラベルやパッケージで会社の具体的なイメージを伝える

⸺ そのようなストーリーを表現するために工夫したことなどはありますか?

長田さん:デザインには特にこだわりました。ダイビル様の100年の歴史が伝わるパッケージにしようと、実際のダイビル様が保有するビルをスタイリッシュにコラージュしたんです。

鈴木さん:ギフティさんの提案はデザインもとてもよかったです。試飲会の際にパッケージのデザイン案をご用意いただいたのですが、センスの良さが断トツでした。試飲をする前から「このデザインがいい」というメンバーもいたほどです。

豊福さん:デザインは大筋の方向性が決まってからも随分と修正を重ねていただきました。色味や雰囲気はもちろん、ダイビルらしさが伝わるビルや表情がいいビルを目立つようにしていただいたり、海外のビルを大きめに配置していただいたり……。ダイビルの次の100年はもっともっと海外に展開していくぞという気持ちを込めました。

鈴木さん:今回のギフトは海外のお客様にダイビルをアピールできる貴重な機会であったため、そこには重点をおきました。「日本らしさ」「ダイビルらしさ」が充分に伝わるデザインになったと思います。

またダイビルは大阪の企業のイメージが強いのですが、実際には1927年にはすでに東京進出を果たし、日比谷にビルを建設しています。このようなこともぜひ知っていただきたいと思い、イメージを形にしました。 

長田さん:ラベルにもこだわりました。一口にラベルといっても紙の材質から印字の加工まで選択肢が非常に多くあったため、微調整を繰り返しながら製作を続けました。ラベルやボックス、紙袋はダイビル様の思いを伝えるための大切なプロダクトですから、妥協せず時間をかけて製作していきました。

まるき葡萄酒を選んだ理由もきちんと伝えるべく、ワインに添えるメッセージカードづくりもお手伝いさせていただきました。

社員が誇れるギフトを渡すことができた

⸺ 実際にワインをお客様にお渡ししたとき、どのような反応を得られましたか?

鈴木さん:ワインは営業担当者が1件ずつテナント様に赴き「おかげさまでこの度100周年を迎えました」とご挨拶しながら手渡しをしました。皆様とても喜んで「こんなワインを選ぶなんてセンスがいいですね。うちもやりたい」「まるき葡萄酒を選ぶなんてダイビルらしい」等嬉しいコメントをたくさん頂きました。テナント様のなかにはソムリエ資格を持つ方もいらっしゃり、その方から「これは本当に美味しいワインですね」と言っていただくこともできました。

大西さん:社員としてもこのようなおしゃれなギフトをお渡しできるのは誇らしかったです。ワインは私たち社員にも配られたのですが、受け取った時は嬉しく思いました。

「この先の100年を一緒に作っていこう」。ギフトで社員にメッセージを伝える

⸺ 100周年記念事業では、ワインだけでなく、STAEDTLERのコンクリートボールペンもご用意されています。これはどのような想いを込めたギフトなのですか?

鈴木さん:社内のエンゲージメントを高め、記念に残るギフトも用意したかったのです。さりげないけれど当社らしいものを求めていたときに、ギフティさんにご提案いただき、これだと思いました。

「ステークホルダーとの共創を軸に、ともに未来を切り開いていこう」というメッセージをなにかしらの形で伝える手段の一つがギフトだったのです。

⸺ なぜコンクリートボールペンを選んだのでしょうか。

鈴木さん:ギフトをつくる理由や想いを伝えたところ、ギフティさんから本当にたくさんのアイテムをご提案いただきました。そのなかから社員にとって記念になり、かつダイビルらしさがより表れているものを検討した結果、建築物との親和性が高い上、今後の100年をつくる想いを込めて使えそうだということからコンクリートボールペンを選ぶことになりました。ギフティさんは目のつけどころに強みがありますね。

長田さん:社員の皆様が「本当に喜ぶものであること」にこだわりました。またコンクリートの部分は長く使っていくことで変化して、味が出てきます。「これから一緒に100年先の未来を作っていこうよ」というメッセージを伝えられればと思いました。 

豊福さん:STAEDTLERのスタイリッシュなデザインを生かしながら、オリジナリティが出るようにダイビル限定品にアレンジしていただきました。不動産会社ということもあり、社内には建築関係に明るい社員が少なくなく、STAEDTLERが製図用文具として有名ブランドであることは多くの社員が認知していましたから、配布した際には「こんなにいいものをもらえるの!?」と驚きの声があがっていました。

鈴木さん:コンクリートボールペンは社員へのサプライズプレゼントだったんですよ。そのためより驚いたのだと思います。

大西さん:デザインは凝っていますし、使うほどに味がでるアイテムなので、末永く大事に使ってもらえると思います。

定量的には測れないギフトの価値。それでも思いは伝わっていく

⸺ ギフトを選ぶときに、ギフティに依頼して良かったと感じるポイントはありましたか?

鈴木さん:私は、ギフトを選ぶための土台づくりは社内でするべきだと思っているんです。やはり会社の歴史や理念を最もよく理解しているのは社員なので。しかし私たちが持っているギフトの情報には限りがあるため、アドバイスは必要です。ギフティさんと意見交換を重ね、当社の想いを伝えていったところ、贈る方も貰う方もハッピーになれるようなギフトを提案してくださいました。

ギフトの専門家ということで他社にはないような情報もお持ちで大いに助けられました。今回がはじめての取引でしたが、ギフティさんは決定後も丁寧にヒアリングを重ねてくださり、小回りのきく親切な対応を最後まで続けてくださいました。質問に対してはだいたい期待していたことの1.5倍くらいの答えが返ってくるんです。“ギフトの水先案内人”として、本当に頼りになる存在でした。

長田さん:周年事業などは常に発生する業務ではありませんので、ギフト担当となった方は「何から手をつけていいのかわからない」と悩まれることが少なくありません。私たちは、ギフトを通じてどんな相手に何を表現したいのか、ストーリーを引き出すところからご提案の準備をはじめています。ダイビル様がよくご理解されているように、ギフト選びにおいてコンセプトは大切です。コンセプトの設計からお手伝いさせていただきたいと考えています。

鈴木さん:正直に言えば、ギフトを贈ることの短期的な効果測定はできないんですよ。けれどギフトを受け取ったテナント様や社員の反応を見ても確実に定性的な効果はあると感じています。今すぐに大きな変化が起きるわけではないですが、じっくり伝わる何かがあると思いますよ。

ダイビルは今までも、これからもビル造りを通じ、豊かさ溢れるオフィス空間と、賑わいのある街を創り、常に時代の声に耳を傾けながら、新しい時代を切り拓いていきます。国内・海外問わず、人とともに、街とともに、社会とともに。その際、ギフトを使うようなシーンがあれば、ぜひギフティさんに相談したいですね。とにかく面白いものが提案いただけるので、アドバイスをいただきたいと思います。

概要

・クライアント名 : ダイビル株式会社 様

・業種 : 不動産業

・ギフトの目的 : 創立100周年を記念し、顧客・従業員をはじめとしたステークホルダーへ感謝を伝える周年記念施策。ダイビル様の歴史や建築資産、企業としての歩みをギフトに込め、企業認知の拡大や従業員エンゲージメント向上につなげることを目的としました。

・制作物の内容: オリジナルラベルのワイン、STAEDTLERコンクリートボールペン。顧客向け・従業員向けの記念品として、100周年の節目にふさわしい特別感と、ダイビル様の事業やブランドストーリーを感じられるアイテムを制作しました。

プロフィール

ダイビル株式会社

鈴木量大さん(人事総務部付・特命事項担当) : 100周年事業の統括を担当。企業認知の拡大やエンゲージメントの向上などをミッションとしている。

大西文さん(経営企画部コーポレートコミュニケーション課兼経営企画課): 広報担当として、100周年特設サイトの制作や公募企画の運営などを行う。

豊福日向子さん(人事総務部総務課) : 100周年委員会の一員として事業全般を担当。ワインやギフトの制作実務を行う。

株式会社ギフティ

長田史乃さん(株式会社ギフティ STUDIO GIFTEEチーム) : クライアントが伝えたいコンセプトやストーリーを紐解き、企業のオリジナルギフトに落とし込む「Swag」をはじめとしたギフトの企画事業を担当。

・施策実施時期 : 2023年〜

※掲載されている情報は2024年3月時点のものです

顧客/従業員向け・周年記念