
十人十色の働き方を応援する 働く人の1日に寄り添うギフト

おつかれさまのビールで オンラインイベントに一体感を
Aug 2, 2023

約30万人の人々が働くオフィスビルを手掛ける、三井不動産。
はたらく人と企業に寄り添い、誰もが自分のカラーを活かして働くことができるようサポートしたいとの想いから、2018年から「COLORFUL WORK」をオフィスビル事業のスローガンとしています。そんな想いをお伝えすべく、三井不動産様では毎年、テーマに沿ったギフトをご入居企業様へお送りしています。
今年はギフティを利用してオリジナルギフトを作成し、お客様にお贈りしたところ、大好評だったと言います。そこで今回のギフトと今まで送ってきたものは何が違うのか、またオリジナルギフトを企画し作る意味は何なのか、今回の取り組みを担当した同グループの木村庄佐さん、井上玲さん、そして本案件を担当した株式会社ギフティ STUDIO GIFTEEチームの池田亜矢子さん、長田史乃さんに話を聞きました。

⸺ まず、三井不動産様が進められている「COLORFUL WORK」の取り組みと、今回の施策の概要について教えてください。
井上さん:弊社のビルに入居いただいているテナント様の業種は多岐にわたり、その社員の皆さんの働き方も本当に多種多様です。そこで我々は、テナント様にビルに入居いただくだけでなく、そこで働く方々の働き方までを応援することで「『三井のオフィス』でよかった」と喜んでいただきたいと考えており、その取り組みが「COLORFUL WORK 」です。ちなみに「COLORFUL WORK」のキービジュアルは、たくさんの種類の動物たちですが、それは、多種多様な働き方をイメージしたものなんですよ。
木村さん:このプロジェクトは2018年から始まっていて、今までもいろいろなものをお贈りしてきました。Schleich(シュライヒ)とコラボレーションした動物のフィギュア、我々の所属するオフィス"ビル"本部の名称と掛けて、ラベリングを動物にした"ビール"。それから、動物のイラストを描いたゴルフボールなど、何か新しくて価値のあるものをお贈りできたらと考えているのです。
⸺ 今までもいろいろなギフトを贈られてきたのですね。では今回、ギフトサービスの会社としてギフティを選んだ理由を教えてください。
井上さん:実は以前、イベントの景品でギフティさんのデジタルギフトを利用したことがあるので「デジタルギフトの会社」というイメージで、存じ上げてはいました。それで、今年もそろそろテナント様にお配りするものをつくろうと考えていた矢先、弊社内の別の部署の者から「ギフティさんがビジネス用のギフトサービスを始めたらしい。オリジナルグッズをつくれるらしいから相談してみたら」という話があったのです。
⸺ なるほど。そのような接点からギフティがご説明にうかがうことになったのですね。お二人は、初回の提案を聞いてどう思われましたか?
木村さん:「ものを贈る」という観点で言うと、ノベルティに”想い”を込めると言う発想はこれまでになく、驚きました。
ギフティさんはギフトに対する考え方のスタート地点が他とは違うなと感じました。
今までは、我々は贈る側として、予算が合い、自分たちが作りたいと思うものをお贈りしていたのですが、受け取る側の視点で考えることの大切さに気づきました。
お打ち合わせで拝見したギフトのサンプルは、どれもお贈りしたあと長くお使いいただけるような良質なブランドで、しかもギフトをお贈りする文脈や伝えたいことにあわせてオリジナルのギフトを作ったり、さらにはブランドを掛け合わせてギフトボックスをつくることもできます。それだけに贈る側の想いがこもっていて、受け取った方が箱を開けたときの喜びも大きいですよね。これはぜひお願いしたいと思いました。

⸺ 初回の提案から、早くもギフティへの期待度が高まったのですね。一方、ギフティ側では、そのような三井不動産様の期待に応えるために、今回はギフトのコンセプトから立案したそうですね。
長田さん:はい。今回、三井不動産様から「COLORFUL WORK」についてお話をうかがう中で感じたのは、先ほどの井上様のお話にもあったように、三井不動産様はビルの管理・運営をされているだけではなく、多くの方の多様な働き方をサポートする姿勢を、非常に大切にされているのだなということです。ギフトの役割は、受け取った方に喜んでいただくことはもちろんですが、贈る方の想いをしっかり伝えることも、大切な役割です。そこで今回は、三井不動産様の想いがしっかり伝わるよう、「働く人の1日に寄り添うギフト」というコンセプトで提案させていただきました。
⸺ 提案するギフトを選定するにあたって、意識したのはどのような点でしょう?
長田さん:「働く人の1日に寄り添う」ということは、「1日を楽しく働けるよう応援する」ことでもあります。そこでひとつ意識したのが、「普段使っているものよりも上質で、持っているだけで気分が上がるものにする」ということです。いいものを持っていると、それだけで楽しくなりますよね。
そしてもうひとつ選定のポイントにしたのが「休憩時間などに、同僚とコミュニケーションを取るきっかけとなるようなもの」です。人とのつながりが楽しければ、自然と楽しく働けるようになるでしょう。
それらの点を考慮したうえで、どのようなものが喜ばれるか三井不動産様に十分ご検討いただけるよう、幅広くアイテムを揃えました。
⸺ コンセプトを含め、提案を受けた印象はいかがでしたでしょうか?
井上さん:提案内容を拝見して感じたのが、我々のブランディングを深く理解いただき、それに合ったものを用意されていたということです。また、知名度のあるブランドとのコラボという提案も、初めてのことでした。今まではあらかじめ決められた枠の中で、これとこれを組み合わせて……という選び方だったのですが、ギフティさんから「このブランドとこのようなことができます」というお話をうかがって、今までとはまったく違うギフトを作れそうだという印象を受けました。
⸺ 提案されたギフトは10種類以上あったとのことですが、最終的にスペシャルティコーヒーとタンブラーを選ばれましたね。
木村さん:いままではお贈りする対象はワーカー(一般社員)の方がメインだったのですが、今回はテナントの経営層の方にもお贈りすることになったので、高級感があるものというのは必須でした。かといって、豪華すぎるものだと、受け取る方も気後れしてしまいます。そこで、普段使っているものよりも少し高級感が感じられるもの、また日常生活の中で便利さを実感できて、かつ、もらってうれしいものという観点でアイテムを絞っていきました。そして最終的には、実際にお客様にギフトをお渡しする営業担当者にアンケートをとった結果、世界中のスペシャルティコーヒーを取り揃えたPostCoffeeさんとコラボできるということもあって、スペシャルティコーヒーとタンブラーになったのです。

⸺ そしてそのスペシャルティコーヒーは、三井不動産様が自分たちでオリジナルブレンドを作られたそうですね。
木村さん:そうなんです。私はてっきり、いくらPostCoffeeさんというブランドとコラボできるといっても、コーヒーの種類は既製品から選ぶのだろうと思っていたら、ギフティさんから「いや、絶対にオリジナルで作ったほうがいいです!」と熱く語られて(笑)。そうか、じゃあ作ってみるか、と。
池田さん:あれはお打ち合わせでのお話しでしたね。今回のギフトのコンセプトは「働く人の1日に寄り添う」です。その想いをスペシャルティコーヒーでも表現することができれば、より三井不動産様らしい、寄り添う気持ちが伝わるギフトになるのではと考えました。働く1日から、朝・昼・夜のテーマをブレンドに持たせながらオリジナルで作ることで、営業の方がお客さまにお渡しする際にストーリーをお話しいただくことができますし、「多種多様な働く人を応援したい」という三井不動産様の想いをテナント様によりお伝えしやすくなると思い、提案させていただきました。
井上さん:私も実は、オリジナルコーヒーのご提案をいただいたときは「えっ!?」と思いました(笑)。私たちはコーヒーの素人だし、そんなことができるのだろうかと。でも、ギフティさんの意図をうかがううちに、実際にテナント様にお渡しする営業担当者にとっては「これは自分たちで作ったコーヒーなんです」と話の材料にもなるし、また、個人的な体験としても、とても価値のあるものになると感じました。それで、「ぜひやりましょう!」とお願いしました。
⸺ 営業担当者の方が、自分でブレンドされたんですか?
長田さん:はい。Postcoffeeの焙煎士の方を講師にお招きし、ご説明いただきながら、営業担当の方に、10種類ほど試飲してもらいながら、キリッとした朝のコーヒー、リラックスできる昼のコーヒー、そして寝る前のデカフェと3種類の味を作っていただきました。
木村さん:10人前後の営業担当者に来てもらって、1時間半くらいかけて、豆のブレンドの割合を変えたりしながら、ああでもないこうでもないと試飲しながら決めました。短時間で、すごい量のカフェインを摂ったような気がします(笑)。
ただ、私も、これはやってよかったと思いました。
今までは、営業担当者は自分たち以外の誰かが用意したものをテナント様にお渡ししていたので、ノベルティを通じて自分たちの想いを伝えると言っても、どこか他人事という点があったと思います。でも今回は、自分たちが作ったものを自分たちで渡すということで、お贈りするものに関して、一貫して語れるストーリーが背景にあります。まさにギフトをお渡しすることを、自分ごと化してもらえたのではないかと思います。

⸺ 確かに自分たちでコーヒーを作ったということは、思わず語りたくなる体験だと思います。またコーヒーだけでなく、デザインにもかなりこだわりがあるそうですね。
井上さん:先ほど木村も申し上げたように、今まではワーカーの方に広くお渡ししていたのですが、今回は特にテナント様の経営層や総務の上層部の方々にもお渡ししたいという意向がありました。そこで箱やパッケージの外観は黒や茶色をベースにして、金の箔押しで”COLORFUL WORK”の文字を入れたり、また、色が目立ちすぎない程度にカラーで動物たちのイラストを入れたりと、高級感のあるデザインにしています。
長田さん:デザイン案も最初、カラフルなものや動物がたくさん描かれているものなどいろいろと提案したのですが、先方の上層部の方にもお渡しするというお話をいただいたので、細部まで高級感を感じられるよう、パッケージの紙質や加工方法にも検討を重ねました。
井上さん:あのときは、試作したサンプルを都度お持ちいただいたりと、本当に丁寧に対応いただけて、とてもありがたかったです。あと、お相手によってお渡しするものを変えようということで、複数のパターンでパッケージも用意していただきました。さらに、動物たちをあしらったメッセージカードも、カラフルなのに上品なものに仕上っていて……。
池田さん:ディスカッションを重ねていくなかで、タンブラー単品にするか、コーヒー単品にするか、あるいは両方のセットにするかなど、お渡しする相手に合わせてギフトの内容を変えたいというお話が出たので、複数のお渡し方法をご提案いたしました。
木村さん:私がギフティさんをすごいと思ったのは、このように、とにかくたくさんのご提案をいただけることです。「ああ、これもギフトを考える要素なんだ」と気づきも多く、しかも提案内容も質が高くて、常に自分たちの半歩先を進んでいるという印象でしたね。作った後の保管場所のことまでご提案いただけたのは驚きでした(笑)。

⸺ すべての工程で、三井不動産様の想いが反映されるよう、工夫がこらされていったのですね。では実際に配られて、お客様の反応はいかがでしたか?
木村さん:とても喜ばれているそうです。お客様も、営業担当者が作ったコーヒーをもらうのは、きっと初めてですよね。「ギフトをお渡しした方の隣の席の方が『私もほしい』とおっしゃっているので、もう1個追加してもらえないか」という相談を受けたこともあります。総じて、評判はとてもいいです。
⸺ お客様に喜んでいただけてよかったです。社内の反応はいかがでしょう?
井上さん:社内でも評判がいいですね。9月頃に納品いただいて、半年くらいはもつだろうと思っていたのですが、2か月ほどでもう半分以上、テナント様にお贈りしてしまいました。営業担当者からも「タンブラーを追加してほしい」と言われていますし、自分で使いたいという社員もいるくらいの人気です(笑)。
木村さん:「1回お客様に配ったら評判がよかった。もっと配りたいからわけてほしい」という営業担当者の声もよく聞きますね。数が足りなくなりそうで、我々としてもうれしい悲鳴です。
長田さん:ありがとうございます。最初のご提案時から、いろいろな方がつながるコミュニケーションのツールになればと思っていたので、社員の皆様にもそこまで喜んでいただけて、とてもうれしく思います。これも、制作のプロセスで皆様に気持ちを込めて作っていただいたからこそです。

⸺ ちなみに、今回の取り組みで、最もよかったと思われるのはどのようなところですか?
木村さん:私は「一体感をつくれた」ということに尽きると思います。
⸺ 一体感ですか?
木村さん:我々のチームの一体感、我々と営業担当者の一体感、営業担当者とテナント様の一体感という、全体がつながる一体感です。みんなで作りあげて、それをお客様にお贈りするという流れのなかで、ひとつの想いがバトンのように渡され、つながっていくという感覚ですね。
このつながっている感覚があるからこそ、我々が営業担当者にプロジェクトの趣旨を説明するときも熱が入るし、また、その話を聞いた営業担当もどんどんお贈りしたいと思ってくれているのだと思います。
実はこのような意識付けは、外部に対してだけではなく、内部向けにも非常に重要です。その点で今回の取り組みは社内のコミュニケーションも進めることができ、すばらしい成果を生んでいると自信をもって言えます。
井上さん:ものをお渡しするだけではなく、みんなで作りあげるという体験を重視して提案いただけたことがよかったと思います。参加していて楽しく、さらにお渡しするときに、その過程のお話もできます。単なるノベルティではない、スト―リーを持ったギフトとはどのようなものか、実感できました。
池田さん:ありがとうございます。今回のお取り組みの中で、木村様、井上様をはじめとする皆様と、ご一緒にギフトを作ることができて、さらに贈ることを楽しんでいただけたことを、我々も本当にうれしく、また幸せなことと感じています。
企業として人に何かを贈るときに「ノベルティをお渡しする」というと、予算を抑えながら、よくあるサイトやカタログから商品を選ぶということになりがちですが、お贈りする側の方は、おそらく「本当はもっといいものを贈りたい」「自分たちらしさやオリジナリティをどうやって出せばいいのだろう」という気持ちを持たれている方も多いのではないかと思います。
初めてお二人にお会いしたときに、「我々が提供するのは、”ノベルティ”ではなく”想いを込めたギフト”です」とお話したところ、とても共感をいただいたことで、我々と考えは同じなのだなと感じました。ギフトという形で、三井不動産様の想いを皆様にお伝えするお手伝いができたことは、とても貴重な機会だと感じています。
⸺ ギフトとは、単なる“もの”ではないということがよくわかります。では最後に、今後両社の間で進めてみたいとお考えのことがあれば、お聞かせください。
井上さん:非常に好評だったので、今後、年間でひとつというように、継続してシリーズ化できたらと思います。「今年はこれです」と言ってお客様にお渡しできたら楽しそうですよね。
木村さん:確かに「今年も三井の営業さんに会いたいな」「ギフトが待ち遠しいな」と思われたら、最高に嬉しいですね(笑)。コロナが5類へ移行になったりと、ようやく対面でお客様にお会いできるようになったので、その場で会話が生まれたり、直接想いを伝える機会をつくれたりという、リアルな価値を活かした取り組みをこれからもご一緒できればと思います。
池田さん:我々も、皆様に「今年は何だろうな?」と、ご一緒に楽しんでいただける体験を、これからもギフトを通じてご提供していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
・クライアント名: 三井不動産株式会社 様
・業種: 不動産業
・企業サイト: https://www.mitsuifudosan-office.jp/
・ギフトの目的: 既存顧客向け、ロイヤルカスタマー向け施策。三井不動産株式会社様が展開する「COLORFUL WORK」のメッセージを、既存クライアントやテナント企業に届けるための施策。多様な働き方を応援するブランド姿勢を、日常のオフィスシーンで使えるギフトを通じて伝え、取引先との関係性強化やコミュニケーション創出につなげることを目的としました。
・制作物の内容: オリジナルデザインのタンブラーと、三井不動産様オリジナルのスペシャルティコーヒーセット。コーヒーは朝・昼・夜のオフィスシーンに合わせて、モーニングブレンド、リフレッシュブレンド、イブニングデカフェの3種類を制作。タンブラーは贈る相手に合わせて選べるよう、オリジナルデザインで4種類を展開。外箱は落ち着いた色味と紙質・加工にこだわり、開封時には「COLORFUL WORK」の世界観が伝わるカラフルなデザインに仕上げました。
三井不動産株式会社
・木村庄佐さん (ビルディング本部法人営業推進グループ): 他社との差別化を図るさまざまな施策を展開。主にビルディング本部の広報部門としての役割を担う。
・井上玲さん (ビルディング本部法人営業推進グループ): ブランディング施策「COLORFUL WORK」の展開やテナント向けポータルサイト『&BIZ』の運営を担当。
株式会社ギフティ
・池田亜矢子さん、長田史乃さん(STUDIO GIFTEEチーム):クライアントが伝えたいコンセプトやストーリーを紐解き、企業のオリジナルギフトに落とし込む「Swag」をはじめとしたギフトの企画事業を担当。
・実施時期: 2023年〜
※掲載されている情報は2024年2月時点のものです
顧客向け