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Jan 1, 2025

2022年10月にホールディングス化し、新たにスタートしたMIRARTHホールディングス株式会社(旧社名:株式会社タカラレーベン)。大手不動産デベロッパー企業である同社は傘下に10社以上の子会社を擁しており、グループ全体でパーパス(存在意義)である「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」を実現するために数多くの社内プランを展開しています。
大きな目標へ向かって邁進する際には、従業員に向けてその意図や長期ビジョンについて絶えず伝達し続けていくことが肝要であると考え、ホールディングスの発足から3年目となる2024年10月にオリジナルアパレルの社内販売を開始。
オンでもオフでも着られる質の高いアパレルを提供することで、従業員がパーパスについて思いを馳せる機会を創出しました。
STUDIO GIFTEEはこのアパレルの制作から販売までを幅広くサポート。MIRARTHホールディングスがアパレル制作に込めた想いや、パーパス実現のために盛り込んだ要素などについて、MIRARTHホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション室 グループ広報課の高木幸子さん、榎本実樹さん、株式会社ギフティ STUDIO GIFTEEチームの田﨑豪介さんに話を聞きました。

⸺ まず、MIRARTHホールディングスのパーパス実現のために、コーポレートコミュニケーション室が取り組んでいる施策について教えてください。
高木さん:私たちが所属しているコーポレートコミュニケーション室では、MIRARTHホールディングスグループ全体の広報を担当しています。2022年にホールディングス化して以降、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」という私たちのパーパスについて社内外に向けさまざまな形で発信し続けてきました。2024年10月には、パーパス推進プロジェクトである「MIRAI for EARTH」プロジェクトを新たに開始し、グループによるすべての行為がパーパスに基づいていることを従業員に向けて伝えています。
榎本さん:プロジェクトの名称である「MIRAI for EARTH」は、「MIRARTH(ミラース)」の由来である【Mirai(未来)とEarth(地球)】から生まれたものです。MIRARTHの名前を改めて知ってもらいたいというだけでなく、「MIRARTHが目指すパーパスやそれに向けた活動を理解していただきたい」という意味を込めています。
このパーパスの達成には、グループの従業員が一丸となって業務に取り組むことが必要です。そのため、従業員に向けた広報が重要だと考え、インナーブランディングの強化に努めています。
高木さん:パーパスに関する取り組みとして、決起大会でパーパスに対する想いを役員自らの声で伝えているほか、コラムリレーの配信を通じて理解を深めてもらっています。また、ユニークな施策でいうと年に1回(※取材当時)、全従業員を集めて運動会を開催しているんです。全員が一堂に会して共に汗を流し、楽しむことで帰属意識を高め、健康促進とパーパスの実現に向けてのモチベーションを上げてもらうことが狙いです。例年、さいたまスーパーアリーナで開催しており、とても盛り上がっています。また、ホールディングスの社長が各社を回って、グループ会社の従業員と親睦を深めるコミュニケーションフォーラムも開催しています。
榎本さん:パーパス推進ツアーというものもあります。各事業部が何をしているのかを体感してもらうために、グループ企業が運営している施設を遠足のような形で訪れるというものです。見聞きするだけでなく、実際に現地を訪れることにより、事業の理解を深めます。また、他部署とのつながり、役員とのつながりも創出しています。
⸺ インナーブランディングを重視しているMIRARTHホールディングス様が、STUDIO GIFTEEでオリジナルアパレルの制作・販売をしようと考えた経緯を教えてください。
高木さん:STUDIO GIFTEEがダイビルさんの100周年プロジェクトを支援したという記事を誌面で拝読し「これだ!」と感じて連絡をしました。同社の歴史やサステナビリティへの取り組みが記念品に反映された素敵なプロジェクトだと感じ、ぜひMIRARTHホールディングスのインナーブランディングもお手伝いいただきたいと思いました。
⸺ 具体的には、どのような相談をされたのでしょうか。
高木さん:パーパス達成に向け従業員の一体感を醸成する方法の一つとして、また、オフィスカジュアルのさらなる促進に向け、オリジナルアパレルを販売形式で提供したいと考えていたんです。ただ、アイテムの在庫管理や、配送手配の部分に課題を感じていました。

田﨑さん:初めてお話をうかがったとき、アパレルというのはいいアイディアだなと思いました。単純に使い勝手がいいというだけでなく、着ている人にも対面する相手にもパーパスを伝えるチャンスが生まれるからです。そこで今回は、在庫リスクを抱えずに複数のラインナップを展開できる「paintory」を活用した、オリジナルアパレルのご提案をしました。オンデマンド制作が可能なので、Tシャツ1枚から発注することができるんです。これにより、在庫管理を気にすることなく、さまざまなシーンに対応した複数のアイテムの展開を実現することができました。具体的にはポロシャツだけなく、たとえばオックスフォードシャツやロングスリーブのTシャツ、靴下、トートバッグなど、幅広いラインナップを提案させていただいています。 結果として、従業員の皆さんがそれぞれの場面で活用できるアイテムを通じて、エンゲージメントを高め、一体感を創出する機会を増やすことができています。

従業員自身で、サイズやカラー、配送先住所の選択・入力ができる
高木さん:在庫を抱えなくて良いのはとても助かりました。おかげでさまざまなアイテムを作ることもできています。現在はまだリリースして間もないので展開商品を絞っていますが、今後はシーズンやニーズに応じて、新たなアイテムを導入予定です。
田﨑さん:アイテムもデザインも自由度が高い設計になっているので、皆さんに楽しんでいただけると思います。企業規模の大きなMIRARTHホールディングスさんには、フォーマルなアパレルを必要とする方から、ラフな服装を欲している方までさまざまな職種の方がいらっしゃいます。着用する方のニーズに応じてアウトプットを変えられることは重要ですね。
高木さん:ぜひ、選べる楽しさを味わってほしいと思います。

⸺ オリジナルアパレルを制作するうえで、ほかにこだわった点はありますか?
田﨑さん:ボディに関しては、細かいところまでこだわり抜いていただきました。たとえばポロシャツでは、ボタンの数、ポケットの位置・大きさ、襟の形、素材などです。結果、実際に着ていただく従業員の方に機能性、デザイン性の両面で満足いただけるアイテムに仕上がりました。
高木さん:MIRARTHという会社のロゴが入っていても、ブランドもののように着られるデザインに仕上がったと思います。ロゴの入り方がさりげないのがいいんですよね。
田﨑さん:「さりげなく」は重要ですよね。営業で着られる方が格好良く着用するのは対外的なブランド構築にも役立ちます。アパレルのボディは人気セレクトショップでも採用されている品質の高いモノから選定をしてるんですよ。
高木さん:実際に、リリース直後にMIRARTHホールディングスの代表が何枚も購入してくれました。「このデザイン、おしゃれだよね」と言って。アパレルそのものとして高い評価を得ています。またカンボジアで事業展開をしている子会社からは、みんなで着るからとポロシャツの大量発注がありました。
田﨑さん:まさにニーズにあわせた販売ができているのですね。

榎本さん:ブランドタグや下げ札にも工夫があるんですよ。襟のタグにも下げ札にも、きちんと「MIRARTH」のロゴが入っているんです。
田﨑さん:オリジナルアパレルを作る場合は、ブランドタグはボディを製造しているメーカー名が印字されることがほとんどです。アーティストのライブTシャツなどを購入したことがある方は見覚えがあるかと思います。paintoryでは、ブランドタグ、下げ札もオリジナルにすることができるんです。
各アイテムに施された「MIRARTH」の刺繍の下にコーポレートロゴの虹色のラインを入れられないかというご相談があったんです。しかし、刺繍のサイズが小さいため、虹色の再現が難しく諦めた経緯がありました。そこで、ブランドタグと下げ札に虹色のラインを入れ、よりMIRARTHホールディングスのブランドとしての表現をすることができました。

榎本さん:タグの部分に虹色のラインを加えたことで、一気に高級感が出ました。細部までこだわって良かったなと思います。
⸺ 販売促進のために取り組んだことはありますか?
榎本さん:全社員が接続できるイントラネットにバナーを設置し、購入ページへ誘導しました。また、従業員の方にお試しいただく機会を提供するために、初回購入時に使用できるクーポンを配布しています。

田﨑さん:従業員の皆さんが集まる機会にアパレルを展示し、実物を目で見て触れる機会を設けたのも販売を後押ししたと思います。アパレルは生地の手触りや質感によって、印象が大きく異なります。「実際にこれほど高品質なものが届くんだ」ということを手にとって感じてもらえたことは大きかったのではないでしょうか。
⸺ STUDIO GIFTEEに依頼をして良かったと感じているポイントがあれば、おうかがいできますでしょうか?

榎本さん:購入サイトがオープンするまでは正直とても不安でした。認知は広がるだろうか、買ってくれる人が現れるだろうかと、悩みはつきませんでした。田﨑さんには夜まで電話で相談してしまい…その節はお世話になりました。しかし蓋を開けてみれば販売は順調、500円引きクーポンの効果もあり良い成果が出ています。
田﨑さん:オフィスカジュアル用途を踏まえると夏の時期のポロシャツはさらに従業員の方に手に取っていただく機会が増えると思います。徐々にアイテムが増えていくことに楽しみを感じていただきたいので、ラインナップは一挙公開にはせず、少しずつ増やして行く予定です。
高木さん:とにかく商品一つひとつのクオリティが高く、かつカラーバリエーションやサイズが選べる、従業員が好きなものを買えるという点に満足しています。用途、季節に応じたアイテムを選べるので、年間を通じた従業員とのエンゲージメント機会になり、よりパーパスが伝わりやすくなったのではないでしょうか。着ているもののサイズ感などは快適性・ファッション性を高めつつも、統一されたロゴやデザインによって同じ気持ちを向けるようになると感じています。
榎本さん:「2枚目がほしい」という従業員の悩みをストレートに解決できたこともよかったです。STUDIO GIFTEEはやはり「モノ」や「ギフト」への造詣が深く、さまざまな悩みに乗ってくれたことがありがたかったです。オリジナルグッズを作る上では本当に心強いですね。
高木さん:アパレルによって、従業員がますますブランドの共通認識を持ち、同じ方向を見る機会を創出できたと思います。今後は、アパレル以外のノベルティも展開していきたいと考えています。マグカップやカトラリーなど、オフィスで日常的に使えるものがいいですね。プルオーバー、キャップ、ハットなども会社をPRしたいときに使えそうです。
・クライアント名: MIRARTHホールディングス株式会社 様
・業種: 不動産業
・企業サイト : https://mirarth.co.jp/
・ギフトの目的 : 従業員エンゲージメント向上とインナーブランディングを目的とした社員向け施策。社員が日常的に使えるオリジナルアパレルやグッズを通じて、MIRARTHブランドへの愛着や社内の一体感を育むことを目指しました。
制作物の内容 : ポロシャツ、パーカー、カーディガン、トートバッグなど、日常使いしやすいオリジナルアパレル・グッズ全16種類。MIRARTHブランドを自然に身近に感じられるよう、業務中やプライベートでも使いやすいアイテムとして展開しました。
・高木幸子さん(MIRARTHホールディングス コーポレートコミュニケーション室長 グループ広報課 兼 サステナビリティ推進課 課長) : MIRARTHホールディングスグループの社内外への広報を担当。社員が目標に向かって一つになれるような施策を打ち出している。
・榎本実樹さん(MIRARTHホールディングス コーポレートコミュニケーション室 グループ広報課 課長代理) : MIRARTHホールディングスグループの広報を担当。イントラネット等を通じて社員と会社の思いをつなぐ役割も担う。
株式会社ギフティ
・田﨑豪介さん(株式会社ギフティ STUDIO GIFTEEチーム) : クライアントが伝えたいコンセプトやストーリーを紐解き、企業のオリジナルギフトに落とし込む「Swag」をはじめとしたギフトの企画事業を担当。
・施策実施時期 : 2024年10月〜
※掲載されている情報は2024年12月時点のものです
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